【千葉・木更津市】駅前新庁舎に自然エネ/ZEB Ready取得目指す | 建設通信新聞Digital

5月1日 木曜日

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【千葉・木更津市】駅前新庁舎に自然エネ/ZEB Ready取得目指す

駅前新庁舎の外観イメージ


 千葉県木更津市は、市庁舎整備特別委員会協議会を開き、庁舎整備事業の進ちょく状況を報告した。このうち、駅前新庁舎の整備では、自然エネルギーを活用し、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Readyの認証取得を目指すとした。

 駅前新庁舎の規模は、5階建て延べ約7500㎡。庁舎機能のほか、1・2階に店舗や市民交流スペースを備えた複合施設とする。2階にはJR内房線木更津駅とつながるペデストリアンデッキも設置する。基本・実施設計は榎本建築設計事務所が担当している。

 事業手法は従来方式を採用する。2026年7月-28年1月の建設工事を経て、28年4月の供用開始を目指す。整備予定区域は木更津駅前西口駐車場(木更津市中央1-1-1)。

 事業を巡っては、事業候補者の新昭和が辞退した後、市がサウンディング(対話)型市場調査を実施した上で、事業手法を従来方式に変更した経緯がある。

 一方、イオンタウンが同市にある商業施設「イオンタウン木更津朝日」敷地内に計画している木更津朝日庁舎棟は、秋山工務店が新築工事を進めている。規模はS造2階建て延べ9922㎡。設計・監理は萩・中野設計と協和コンサルタンツが担当している。

 イオンタウンと木更津市は23年12月、賃借方式を採用する木更津市朝日新庁舎整備事業の基本契約を締結した。イオンタウンが庁舎棟と商業棟を整備し、市が庁舎棟を借り受ける。賃借期間は41年3月31日まで。

 商業棟は28年5月1日の完成を目指す。既存の商業棟は26年5月に解体工事に着手する。

 

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