【柳ケ瀬広場デザイン計画】中央広場など4機能整備/岐阜市 | 建設通信新聞Digital

6月1日 日曜日

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【柳ケ瀬広場デザイン計画】中央広場など4機能整備/岐阜市

鳥瞰イメージ(南東より)


 岐阜市は、整備予定の「柳ケ瀬広場」(日ノ出町1)のデザインプランを公表した。▽中央広場▽オープンスペース▽潤いの空間▽大階段–の4機能を設け、地下広場も整備する。

面積は地上広場が約2300㎡、地下広場が約400㎡。25年度に地下広場、26年度に地上広場の整備に着手する。26年度の完了を目指す。

 同広場は、柳ケ瀬エリアのほぼ中央に位置する。2022年に都市計画決定された。整備方針には、「多様な機能を有したまちづくり活動の拠点となる広場の実現へ」を掲げている。

 中央広場は、訪れる人の目を引き、広場へ誘う人工芝とタイルの複合仕上げとする。憩い・イベント空間として利用する。オープンスペースは広場と道路を一体的に整備し、新たな回遊性を創出する。潤いの空間は水路のアクアージュ柳ケ瀬と接続した親水空間とする。

大階段は地上と地下をつなぐ昇降機能のほか、休憩場所やステージとしても活用する。このほか、シンボルツリーや水道施設、防災井戸も備える計画だ。

 地下広場は防災倉庫や事務室を設ける。トイレや授乳室も設置し、広場と柳ケ瀬の付加価値を高める。

 広場整備の実施設計は、中央コンサルタンツ・ミユキデザインJVが担当した。


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