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9月5日 金曜日

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【れんがアーチ壁が特徴】第二青少年プラザの基本設計公表/東京都文京区

北側外観イメージ。設計は香山建築研


 東京都文京区は、(仮称)第二青少年プラザの基本設計を公表した。春日通り沿いにれんがのアーチ壁を設けるとともに、大きなガラス窓から内部の様子を見ることができるようにした。さまざまな活動が可能な空間を設置し、区民に親しまれる風合いと品格を備えた施設を目指す。

 今後、区民説明会や埋蔵文化財調査、実施設計を経て、2026年8月から建設工事に着手する。開館は28年度を予定している。

 建物の規模は、RC造地下1階地上4階建て延べ1157㎡。緑豊かな跡見学園側(南東・南西側)に子どもたちが過ごす空間、高層ビルが接する春日通り側(東側)は、トイレや倉庫などを配置する。ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)Ready認証を目指す。

 所在地は、大塚1-5-17の敷地約390㎡。約272㎡を建築面積に充てる。用途地域は第一種中高層住居専用地域で、建ぺい率が60%、容積率が300%。

 「新たな青少年プラザ等建設工事基本及び実施設計委託」は香山建築研究所が担当している。


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