同飛行場では、UAV機体や周辺機器を提供するほか、各種実証実験フィールドを設置する。また、利用者にはアイネットのGPUクラウド基盤の優先的な提供を行う。膨大な飛行データの蓄積や4K映像、3D画像の編集のほかストリーミング配信が可能となる。最終的には蓄積したデータをもとにUAVの自動運行を目標に掲げる。
冒頭、アイネットの田口勉副社長は都心部が飛行禁止地域の多い現状を踏まえ「首都圏最大の飛行場としていきたい」とあいさつした。
続いて日本UAS産業振興協議会の千田泰弘副理事長が「技術開発には広大な敷地が必要だが、ここは最適な環境だ」と同飛行場に期待を寄せた。
また、鈴木洋邦君津市長は「技術革新の進むUAVの実証実験が君津市で行われることは喜ばしい」とした上で、アイネットと今月に災害協定を締結したことに触れ「災害時における情報収集体制の強化を図りたい」と語った。
その後、田口副社長を始め関係者がテープカットした。
式典後にはUAVの飛行デモンストレーションや操縦体験会が行われた。