【左官体験】筋が良いよ! 東総工高生40人が平面塗りまでじっくり取り組む | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【左官体験】筋が良いよ! 東総工高生40人が平面塗りまでじっくり取り組む

平面塗りに挑戦する生徒ら

 千葉県立東総工業高校(千葉県旭市)と千葉県左官業組合連合会(青木茂会長)による2017年度左官体験講習会が同高校で開かれた。建設科1年生約40人が、連合会会員企業の講師から指導を受けながら左官について学び、体験した。
 開校式で青木会長は、しっくいが加曽利貝塚(千葉市)の竪穴住居の床、城の屋根や外壁などに使われていることを紹介。最近はシックハウスの被害防止にしっくいが見直されている状況を披露した。
 午前中、生徒らは教室で左官の仕事紹介DVDを見た後、屋外に移動。講師から工具の取り扱いや塗り材料、壁の塗り方の説明などを受けた後、ちり塗りを体験した。
 午後の実習の冒頭、青木会長は午前中の生徒らの作業ぶりに筋が良いと指摘。「ぜひきれいに仕上げてほしい」と呼び掛けた。その後、生徒らは講師の教えを受けながら平面塗りに取り組んだ。
 同講習会は、厚生労働省の17年度ものづくりマイスター制度を活用し、千葉県職業能力開発協会から講師費用の助成を受けた千葉県左官業組合連合会が実施した。今回で5回目となる。

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