神戸市民病院機構は、WTO対象となる「新西市民病院整備事業(実施設計・施工業務)」の一般競争入札を公告した。DB(設計・施工一括)方式を採用する。参加申請を4月21日まで、法人本部企画財務課に持参か郵送で受け付ける。技術提案書を8月3日に提出する。同月25日に開札し、31日までに決定する。
参加資格は単体か4社以内のJV。設計を担当する企業は、2010年以降に一般病床300床以上の新築病院の設計を完了した実績があること。施工を担当する企業は同様の病院の工事完了実績があること。
規模は、RC一部SRC造地下2階地上9階塔屋1階延べ3万8770㎡。免震構造を採用する。病床は一般病床282床、ICU(集中治療室)4床、HCU(高度治療室)8床など、合計358床を設置する。想定外来患者数は1日当たり約970人を見込む。
業務内容は、新病院の実施設計、建築、電気設備、機械設備、昇降機設備工事。外構工事と、建設予定地の既存地下駐車場解体も含む。引き渡し時期は31年春ごろを予定している。基本設計は、日建設計・山本設計JVが担当した。予定価格は503億円(税込み)。
建設地は、若松公園北西部一部の長田区若松町6ほかの敷地約7400㎡。
老朽化が進む神戸市立医療センター西市民病院(長田区一番町2-4)を移転新築する。新病院は、放射線治療や核医学検査に関する諸室を新設することで、がん診療体制を充実させる。また、緊急避難場所である若松公園内に整備することで、災害時に迅速に負傷者を収容・治療できる体制を整える。

