【豊洲新市場】追加工事4件が不調 小池都知事「速やかに再発注する」 | 建設通信新聞Digital

5月3日 金曜日

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【豊洲新市場】追加工事4件が不調 小池都知事「速やかに再発注する」


 東京都の小池百合子知事は2日の定例会見で、10月30日に開札した豊洲市場の追加対策工事4件が不調となったことについて触れ、「予定価格の再積算などを行い、速やかに再発注する」と話した。移転時期についても「2018年7月末までに専門家会議の確認も含めて、工事を完了させ、影響が生じないように指示している」と強調した。
 具体的な日程などは、6日の新市場建設協議会で「各団体の意見を聞き、円滑な移転に向けての方向性、日取りを含め、業界と協力しながら進めたい」とした。
 また、築地市場協会が2日、豊洲市場への移転時期を18年10月中旬とする案で合意し、18年7月末までの追加対策工事完了と安全宣言を要望したことについては、「専門家会議の確認、農林水産大臣の認可などの手続きも含めた安全面の条件がそろった段階で、安全安心の市場であることについて発信する」と語った。