首都高速道路会社と首都高技術、エアロセンス、KDDIスマートドローンの4社は、道路パトロールカーとドローンを連携させ、広域点検から現場対応までを遠隔からリアルタイムに一元管理する実証実験を実施し、道路点検を効率化できることを確認した。今後さらにドローンを含めた複数の点検機器を連携させた道路インフラ点検の社会実装に向けた取り組みを推進し、道路管理業務の省人化・効率化と、安全で持続可能なインフラマネジメントの実現を目指す。
4社は、パトロールカーやVTOL(垂直離着陸型固定翼ドローン)、マルチコプター型ドローン、ドローンポートを、首都高速道路の総合防災情報システムの一部を構成する「リアルタイム動画配信システム」に接続し、システム利用者が遠隔から各機器の映像情報などをリアルタイムかつ一元的に取得・管理する実証実験を行った。大橋ジャンクション、千葉県君津市、茨城県守谷市、埼玉県川口市の各拠点で実施した。
VTOLによる上空からの広域点検、マルチコプター型ドローンを活用した詳細確認、パトロールカーやウエアラブルカメラによる現場対応を複数の拠点で同時に確認し、それぞれの位置情報やリアルタイム映像を、首都高速道路を巡回するパトロールカーの車載器映像やウエアラブルカメラの映像をリアルタイムに確認できるリアルタイム動画配信システム上に集約した。
その上で、将来的な実運用を見据え、複数の点検機器を統合運用する際の運行管理やオペレーションフロー上の課題を抽出した。
実証は、エアロセンス、KDDIスマートドローン、首都高速道路が採択された「国土交通省 中小企業イノベーション創出推進事業」の、「災害に屈しない国土づくり、広域的・戦略的なインフラマネジメント技術の開発・実証」の一環で実施した。

