【近現代建築資料館】11組の建築家による建築ドローイング展「紙の上の建築」開催中 18年2/4まで | 建設通信新聞Digital

4月26日 金曜日

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【近現代建築資料館】11組の建築家による建築ドローイング展「紙の上の建築」開催中 18年2/4まで

 建築ドローイングによる表現の魅力とその意義に着目した展覧会「紙の上の建築-日本の建築ドローイング1970s-1990s」展が、東京都文京区の文化庁国立近現代建築資料館で開催されている=写真。
 出展建築家は、渡邊洋治氏、磯崎新氏、藤井博巳氏、原広司氏、相田武文氏、象設計集団、安藤忠雄氏、毛綱毅曠氏、鈴木了二氏、山本理顕氏、高松伸氏の11組。
 単純な幾何学形態に還元されることであらわになる「形式性」や、光と闇の対比が強烈な鉛筆によるドローイング、フォルムの持つ強度や密度、輝度などのさまざまな属性を描きだす硬質で精巧な表現もあれば、アメリカン・コミックスやポップカルチャーを大胆に取り入れた独自の表現など、会場には建築家たちが見つめた建築空間の潜在的な可能性や理想の建築、都市の姿を描いたビジョンが、多種多様なスタイルで展示。高松、原、藤井、磯崎4氏のインタビュー映像も上映されている。
 会期は2018年2月4日まで。会期中はギャラリートークなども予定されている。展覧会だけの観覧は平日のみで無料。土日祝日は隣接する都立旧岩崎邸庭園と同時観覧となり同庭園入園料(一般400円)が必要となる。

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