【東京都】夜のまちを美しく演出! 公共施設などライトアップ充実・拡大に基本方針 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【東京都】夜のまちを美しく演出! 公共施設などライトアップ充実・拡大に基本方針

ライトアップされた永代橋(2010年撮影)

 東京都政策企画局は、「(仮称)公共施設等のライトアップ基本方針」(素案)をまとめた。2020年の東京五輪、さらに五輪後も東京の夜間景観に磨きをかけ、公共施設から先行してライトアップすることで、民間施設へ波及させる。当面の重点エリアとして、▽隅田川地域▽芝浦・日の出・品川・天王洲地域▽東京駅および皇居周辺--の3カ所を挙げ、公共施設のライトアップを重点的かつ一体的に進める。
 20年までの短期目標として、東京五輪までに東京を代表するエリアの夜間景観を向上し、20年から40年の中長期的目標として夜間景観の向上に取り組むエリアの充実・順次拡大を図ることを掲げた。照明設備を新設・更新する際は、光害や省エネルギーに配慮した照明を整備する。
 主な対象都有施設は、文化施設(博物館など)、歴史的建造物、大学、市場、庁舎、スポーツ、道路、橋梁、河川、鉄軌道駅・鉄道橋、港湾・海岸施設、公園・庭園、空港・ターミナル。18年1月12日まで意見を募集、17年度中に策定する。

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