【ICT現場見学会】石川県立小松工高2年生が護岸工事現場で器機の操作体験! 働き方改革も実感 | 建設通信新聞Digital

5月6日 月曜日

公式ブログ

【ICT現場見学会】石川県立小松工高2年生が護岸工事現場で器機の操作体験! 働き方改革も実感

 吉光組(石川県小松市、吉光岳文社長)は18日、同市内でICTを活用している工事現場の高校生向け見学会を開いた。県立小松工業高校建設科の2年生37人(うち女子3人)が参加し、ドローンやICTバックホウなどの操作を体験した。

丁張りかけ作業にも挑戦

 同社では、同校建設科の生徒を対象とした工事現場の見学会を毎年開いており、ことしが3回目。人手不足が喫緊の課題となっている中、建設業を就職先としてPRするのが狙い。見学したのは国土交通省発注の「H29・30梯川金屋高水護岸工事」の現場。測量、施工、データ納品の各フェーズでICTを活用した器機の操作などを実際に体験した。
 同社の吉光成寛副社長は現場見学会の開催について「建設業でもICTを利用した働き方改革が進んでいることを生徒たちに理解してもらえた」と振り返りつつ、「当社の若手社員にとってもマネジメント力を養う場となっており、現場の段取りに生かされている」と、予想外のメリットも指摘する。生徒を引率した同校の古澤清尚教諭によると、ICT現場は生徒にとって興味深かったようで「体験したことを早速試している場面があった。説明も分かりやすく、理解が進んだようだ。建設業に進路を取ってくれる貴重な機会になったと思う」と評価していた。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら