【現場見学会】建設産業で働く姿勢、考え方も! 新潟工高1、2年生が技術や工法学ぶ | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

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【現場見学会】建設産業で働く姿勢、考え方も! 新潟工高1、2年生が技術や工法学ぶ

 新潟県発注の県立青少年教育施設(仮称)宿泊棟他建築工事を施工している福田組・小野組JVは4、5の両日、新潟工業高校建築科の1、2年生を対象とした現場見学会を開いた。2日目には2年生約40人が参加。技術や技能、工法だけでなく、建設産業で働く上での姿勢、考え方についても学んだ。
 現場事務所で、同工事の秋山三智也現場代理人(福田組)が工事概要、設計を担当した石動建築設計事務所の近藤勇二取締役設計部長が設計コンセプトや宿泊棟で採用しているCLT(直交集成材)工法、技術提案のポイントなどを説明した。その後、生徒は実際の現場へ移動し、秋山代理人、近藤部長らの解説に耳を傾けながら、各施設の進捗状況を確認した=写真。
 質疑応答では、生徒が施設によってなぜ構造が異なるか理由を尋ね、近藤部長は「(施設の)用途や空間配置、コストなどを勘案して決めている」と回答し、「疑問を感じたら、その答えを自分で考える努力をしてほしい」と加えた。
 県立青少年教育施設は全7棟で構成。同工事ではそのうちの3棟(食堂棟、宿泊棟、浴室棟)を建設する。工期は2019年2月28日まで。5月末現在の進捗率は3割程度となっている。
 建設地は胎内市乙字大日裏。

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