【ドボクの魅力を】夏休みの自由研究に! 建コン協中国が土木実験教材アイデアコンテスト | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【ドボクの魅力を】夏休みの自由研究に! 建コン協中国が土木実験教材アイデアコンテスト

 建設コンサルタンツ協会中国支部の若手技術者の会(桑田志保代表)は、未来を担う小中学生に「ドボク」の魅力を伝えることを目的に、土木実験教材アイデアコンテストを開催した。26日には、広島市の復建調査設計別館会議室に応募した若手技術者24人が集まり、各教材の試作・検証を行った上で、コンテスト形式でプレゼンテーションした。
 コンテストは子どもたちの夏休みの自由研究の教材となるようなアイデアを事前に公募し、会員各社の若手技術者の個人、グループから▽ペーパーブリッジ▽ストローブリッジ▽紙粘土アーチ橋▽ペットボトルを使った液状化現象実験▽液状化現象実験(液状化実験+対策)▽基礎地盤対策検討モデル▽体を使った簡易測量▽擁壁模型衝突実験▽紙粘土で作るブロック積擁壁▽竹ぐしでつくる土留め壁--の10作品の応募があった。

若手24人がプレゼンテーション

 試作・検証、プレゼンを踏まえた審査では、教材の完成度(実現性)、面白さ(ドボクの魅力が伝わる)、目の付けどころ(発想力)を評価項目に参加者全員による投票形式で行われた。その結果、最優秀賞には「基礎地盤対策検討モデル」の井藤理一朗さん(宇部建設コンサルタント)、優秀賞には「液状化現象実験」の浅野拓馬さん(荒谷建設コンサルタント)・木俣圭佑さん(ヒロコン)、「ペーパーブリッジ」の山本浩樹さん(八千代エンジニヤリング)、実現できるで賞には「ストローブリッジ」の森三千浩さん(復建調査設計)、アイデア賞には「竹串でつくる土留め壁」の末葭涼太さん(エイト日本技術開発)、PR賞には最優秀の井藤さんの作品が選ばれた。
 若手技術者の会の桑田代表は「小中学生にどのように興味を持ってもらうか、作業は煩雑ではないか、安全かなどについて、実際にアイデアを試作・検証することによって気づくことがたくさんあった」と話す。出されたアイデアは、同会のホームページで公開する。

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