【ひろしま建築学生チャレンジコンペ】テーマは「絶景展望台に『あって良かった』以上のトイレを」 登録は9/20まで | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【ひろしま建築学生チャレンジコンペ】テーマは「絶景展望台に『あって良かった』以上のトイレを」 登録は9/20まで

 広島県は、毎年恒例となった「ひろしま建築学生チャレンジコンペ2018」を開催する。対象建築物は尾道市向島町の瀬戸内海国立公園高見山公園内トイレ。テーマは「絶景展望台に『あって良かった』以上のトイレを」。応募登録は9月20日まで、土木建築局営繕課(営繕企画グループ)で受け付ける。昨年同様、全国の学生から募集する。審査委員長には、建築家の千葉学東大大学院教授を招く。賞金総額は70万円。総合資格学院、大旗連合建築設計、テクシード、TOTOが協賛している。
 コンペスケジュールは、応募登録後、8月27日から9月21日の期限で提案作品の提出を求め、10月上旬に1次審査結果を発表。11月4日に予定している最終審査(公開)で最優秀1点、優秀2点、入選2点、審査委員長特別賞数点を選定する。
 参加資格は、国内の大学、大学院、短大、高専、専修学校の各種学校の建築関連学科に在籍する学生(グループ可)。提案提出に当たっては、ローコストへの配慮や国立公園管理計画に基づく設計、ライフサイクルコスト・ユニバーサルデザインなどの建築物計画に関する配慮などを求める。
 審査委員会は、千葉委員長のほか、後藤亜貴後藤亜貴建築設計事務所代表、濱田昌範濱田昌範建築設計事務所代表、梅村幸平広島県環境県民局環境部長、宮崎昌二広島県土木建築局建築技術部長の5人で構成する。
 計画地は国立公園内の敷地約2011㎡。RC造平屋建て12㎡の既存トイレを解体し、新たに同20㎡程度のトイレを新築する。工事費は約1300万円以下(税込み)に設定している。最優秀作品をベースに県が実施設計業務を設計事務所に委託する。学生は担当教授らの指導のもと、実施設計と工事監理の監修に携わる。

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