【アンダーハイウェイをデザイン】東京都豊島区の首都高下部空間活用コンペ 作品登録9/18まで | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【アンダーハイウェイをデザイン】東京都豊島区の首都高下部空間活用コンペ 作品登録9/18まで

 東京建築士会(近角真一会長)と日本建築士会連合会(三井所清典会長)による実行委員会は、東京都豊島区の協力のもと「としまアンダーハイウェイ・デザインコンペ」を開催する。参加登録は9月18日まで受け付ける。作品の提出期限は10月26日。11月上旬に1次審査通過者を発表し、12月中旬の公開審査で入賞作品を決める。としまエコミューゼで入賞作品展を開催するほか、優れた作品は事業化することも検討する。
 都市の空間ストックの活用という課題に対して、東京固有の場である「首都高速がつくり出す空間」の活用方法をテーマに設定した。豊島区池袋地域にある首都高速道路の下部空間と、周辺の既存建築物およびその間の空間からなる3つの指定エリアの中から1つまたは複数を選択し、建造物と空間利活用アイデアを求める。用途は問わず、期間限定の仮設建築物なども提案可能としている。地域特性を考慮し、日中のみならず夕方から夜間にかけて町を活性化させる積極的な提案を求める。
 応募資格は、建築士または建築士を含むグループであることなど。審査は、建築家の隈研吾氏(委員長)のほか、塚本由晴氏(アトリエ・ワン、東工大大学院教授)、平賀達也氏(ランドスケープ・プラス)、近角会長が担当する。最優秀には賞金15万円、優秀賞は7万円を授与する。
 問い合わせは、事務局・電話03-3527-3100。

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