【カンタとリコの訪問記】職員手づくりのマンガで国土管理の課題解決事例を紹介 国交省 | 建設通信新聞Digital

5月19日 日曜日

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【カンタとリコの訪問記】職員手づくりのマンガで国土管理の課題解決事例を紹介 国交省

 国土交通省国土政策局の総合計画課国土管理企画室は、国土管理の取り組みをより分かりやすく伝えるため、職員手作りによる『マンガでわかる!国土管理~カンタとリコの訪問記』を作成した。主人公のカンタとリコが、全国を訪れ、持続可能な国土の利用・管理をしている取り組み事例から、課題解決の方向性を学んでいく。

主人公のカンタとリコが取組事例を紹介

 20日に公表した第1作は「兵庫県丹波市編」として、過去に集中豪雨で土砂災害が発生した同市が集落ごとに災害に強い土地利用ルールづくりを目指し、住民主体で将来土地利用計画と山裾の余裕域(バッファーゾーン)を検討している事例を紹介している。巻末には取り組み事例に学ぶ課題と解決の方向性を掲載している。
 今後も国土審議会計画推進部会国土管理専門委員会の2018年とりまとめに掲載された事例を紹介する予定だ。
 総合計画課は地域住民や行政担当者を始め、地方創生に取り組むNPO法人、地域学習の現場、エシカル消費(人や社会・環境に配慮した消費行動)に取り組む消費者団体などが、さまざま場面でマンガを活用してくれることに期待を寄せている。フェイスブックページも併せて開設しており、2作目以降の公表情報は同ページにアップしていく。
 同課では持続可能な国土の利用・管理の取り組み事例について広く情報提供を募っている。取り上げてほしい取り組み事例を提供したい場合は、同課国土管理企画室(電話03-5253-8359)に一報を。

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