国土交通省は、「川の水位情報」サイトを改善し、これまでの危機管理型水位計(洪水時の観測に特化した低コストの水位計)の情報に加え、通常水位計の水位情報、河川の現況を配信する河川カメラの画像も見ることができるようにした。パソコンのほか、スマートフォンでも閲覧でき、身近な河川の状況を、簡単に、きめ細かく、リアルタイムで確認できる。
通常水位計の情報追加では、危機管理型水位計(329カ所)の水位情報に加え、川の防災情報に表示されている通常水位計(5232カ所)と河川カメラ(2689カ所)の情報(9月25日現在)を同一画面で確認することができる。
水位計のアイコン着色では、危機管理型水位計の危険水位や観測開始水位に加え、通常水位計の避難判断水位や氾濫(はんらん)危険水位を超過した場合に水位計のアイコンの色が変化し、より多くの危険情報を確認することが可能になった。
また、河川カメラのアイコンを選択すると河川の状況を画像で確認もできる。