【施工段階でCO2削減へ】省燃費運転で燃費改善効果約82.7% 日建連 | 建設通信新聞Digital

5月21日 火曜日

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【施工段階でCO2削減へ】省燃費運転で燃費改善効果約82.7% 日建連

 日本建設業連合会の環境委員会温暖化対策部会は、日本キャタピラーの「D-Tech Centerサテライト岩沼」(宮城県岩沼市)で、同社の協力を得て油圧ショベルを対象とした省燃費運転研修会を開いた。計28人が参加した。
 10月26日に開かれた研修会では、オペレーター3人が20t級最新型油圧ショベルを使った積込掘削作業時の省燃費運転による燃費改善効果を測定。通常運転と比べた3人平均の燃料生産性(燃費1リットル当たりの土量生産性改善効果)は、約82.7%改善した。
 当日は省燃費運転のほか、「地球温暖化と気候変動について」「施工での地球温暖化への取り組み」「省燃費運転研修座学標準カリキュラムの紹介」などの講習も実施した。
 日建連は、施工段階のCO2削減活動として、トラック・ダンプ・油圧ショベルなどを対象とした省燃費運転を推進している。2002年から全国各地で開いている省燃費運転研修会は今回で43回目となる。

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