新駅名は「高輪ゲートウェイ」--。JR東日本は4日、西日暮里駅以来、半世紀ぶりとなる山手線新駅の名称を発表した。深澤祐二社長は、「地域の歴史を受け継ぎ、未来へのゲートウェイ」として期待を示す。応募総数が6万件を超えるなど注目を集めた名称が決まったことで、周辺まちづくりの核となる駅舎完成に期待が高まる。
一般公募に寄せられた名称の1位は「高輪」(8398件)だった。以下、「芝浦」(4265件)、芝浜(3497件)と続く。「高輪ゲートウェイ」は36件で130位だった。駅名はこれらを参考に社内選定委員会が決めた。
新駅のライティングは、世界的に活躍する照明デザイナーの面出薫氏が担当する。「街のランドマークとなる暖かな光の駅舎」をコンセプトに、“和の折り紙”をイメージした独創的な大屋根を照らし上げ、柔らかな光に包まれたコンコースをつくり出す。
「高輪ゲートウェイ」駅は東京オリンピック直前の2020年春に開業予定だ。