【鋼橋の魅力発信!】橋建協らが出前講座を実施 木更津高専生が鋼橋修繕を体験 | 建設通信新聞Digital

5月5日 日曜日

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【鋼橋の魅力発信!】橋建協らが出前講座を実施 木更津高専生が鋼橋修繕を体験

 日本橋梁建設協会保全委員会、ツタワルドボク、日本鋼構造物循環式ブラスト協会は15日、千葉県木更津市の木更津工業高等専門学校で同校の学生28人を対象に、一日限定の木更津鋼橋専門学校を開いた。学生は、さびの除去、疲労亀裂の発見、補強部材の取り付けを体験した。

ブラストを使っての除去実習

 はじめに、本間順日本橋梁建設協会保全委員会幹事長・駒井ハルテック技術本部橋梁設計部部長が「鋼橋の魅力と私の技術者人生」をテーマに講話した。自身が携わった阪神・淡路大震災や熊本地震、火災によって損傷した橋梁復旧の写真や体験を紹介しつつ、「鋼橋を造り守る仕事は、仲間と知恵・力を合わせて挑戦し、人を笑顔にできる仕事」と魅力を語った。
 その後、学生は3グループに分かれて、ブラストによるさびの除去や非破壊検査で疲労亀裂の検出、高力ボルトを使った補強部材の取り付けを、補助を受けながら順番に実習し、学んだことや感想を互いに話し合って共有した。

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