【NEXCO西日本九州】実践教室にて学生が道路工学を学ぶ 最終日に魅力発信をテーマに研究発表 | 建設通信新聞Digital

4月28日 日曜日

公式ブログ

【NEXCO西日本九州】実践教室にて学生が道路工学を学ぶ 最終日に魅力発信をテーマに研究発表

 NEXCO西日本九州支社は7日から9日にかけて、福岡市の同支社で九州大と熊本大、鹿児島大の大学院生27人を対象にした2019年度道路工学実践教室を開いた。橋梁、土工に関する講義と実習を行い、最終日には学生が「NEXCO西日本の魅力を伝える」をテーマにした研究成果を発表した。
 実践教室は、社会貢献活動の一環で00年度から毎年開いている。ことしは高速道路の点検・検査手法、非破壊試験の実習、大規模更新工事を想定した鉄筋コンクリート床版取替検討の演習を行った。
 学生は、4月からの約3カ月間、テーマに基づいた社会に対するNEXCO西日本の魅力の伝え方を研究。研究成果発表では、歴史や観光に着目した広告やキャッチコピー、NEXCOの魅力に関するアンケート結果の紹介などがあった。発表の後、実行委員の佐川康貴九州大准教授が独創性、新規性、展開性などの観点で講評した。佐川准教授は「皆さんが伝えたことが相手に伝わったことにはならず、相手に伝わったことが皆さんの伝えたことだ」と伝えることの難しさを説明し、「誰をターゲットにし、どういうサービスを想定しているのかを考えてほしい」とアドバイスした。特に優れた発表として「NEXCOの轍(わだち)~限りなきチャレンジ」、「NEXCO魅力発信プロジェクト」の2テーマを選んだ。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら