【四国地方整備局】四国初「ハンプ体験会」でハンプの有効性を確認 自動車速度の低減対策となるか? | 建設通信新聞Digital

4月20日 土曜日

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【四国地方整備局】四国初「ハンプ体験会」でハンプの有効性を確認 自動車速度の低減対策となるか?

 四国地方整備局香川河川国道事務所は15日、高松市の高松競輪場・駐車場で、生活道路の安全性向上に向け、四国初となる「ハンプ体験会」を開いた。ハンプは自動車速度を低減するために道路上に設けられた凸型の構造物で、その体験会を四国内の地方公共団体の交通安全対策担当者を対象に開いた。
 国土交通省では、歩行中・自転車乗車中死亡事故の約半数が生活道路で発生していることから、その交通安全対策を推進している。香川県では代表的な対策である「ハンプ」の設置事例がないため、その有効性を体感してもらうことを目的に体験会を開いた。
 会場には幅4m、長さ6m、高さ10cmの可搬型ハンプが設置され、その上を体験者が実際に自動車で走行し、ハンプによる騒音・振動・不快感や減速意欲などの有用性を確認した。終了後は同事務所に場所を移して、意見交換を行った。
 また同局では、地方公共団体への技術的支援の一環として可搬型ハンプの貸し出しを促進している。

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