日本システムウエアとDJIJAPAN、日本マイクロソフトの3社は、建築物の外壁調査で民生用ドローンとAI(人工知能)を活用する「建築物メンテナンスサービス」の開発に向けて協業することを決めた。既に実証実験を開始している。
建築物の外壁調査は通常、専門の知識がある技術者が目視や打診で点検する。今回、3社は、ドローンとAIで点検を効率化する技術とサービスを開発する。
実証実験では、ドローンで撮影した建築物全体の画像を3Dモデル化し、AIで自動抽出したひび割れ個所を3Dモデルに重ね合わせて損傷図を作成する。既にドローンの撮影画像から0.2mm幅のひび割れ個所を検出できることを確認した。今後は、より大きな建築物に対して適用できるよう改善を進める。