福岡県の第31回美しいまちづくり建築賞の受賞作品が決まった。住宅の部は「小屋の間」、一般建築の部は「すばる保育園」がそれぞれ大賞に選ばれた。3月5日に特別講演会・作品発表会を開き、表彰式は7月15日を予定している。
特別講演会・作品発表会では、東大名誉教授で香山壽夫建築研究所所長の香山壽夫氏が「人と人を結び/時と時をつなぐ/建築」をテーマに講演する。大賞作品を手掛けた設計者が自作を解説し、選考委員長の田上健一九州大大学院教授が審査講評する。会場は福岡市の西鉄グランドホテル。時間は午後2時から。
受賞作品の概要は次のとおり((1)建築主(2)設計者(3)施工者)。
<大賞・住宅の部>
▽小屋の間(糸島市)=(1)個人(2)松山建築設計室(3)イコー福岡。
<大賞・一般建築の部>
▽すばる保育園(小郡市)=(1)健晴会(2)アール・エフ・エー、建築企画コム・フォレスト(3)太陽建設工業。
<優秀賞・住宅の部>
▽鞘ケ谷の家(北九州市戸畑区)=(1)個人(2)柳瀬真澄建築設計工房(3)山下建設。
<優秀賞・一般建築の部>
▽北九州スタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)(北九州市小倉北区)=(1)北九州市(2)梓設計(3)奥村組、九電工。
<福岡県建築住宅センター理事長賞>
▽博多南駅前ビル(ナカイチ)(那珂川市)=(1)那珂川市(2)スピングラス・アーキテクツ(3)大祥建設、扇技研。