【福岡県・美しいまちづくり建築賞】「すばる保育園」など受賞 3月5日に特別講演会・作品発表会を開催 | 建設通信新聞Digital

5月2日 木曜日

公式ブログ

【福岡県・美しいまちづくり建築賞】「すばる保育園」など受賞 3月5日に特別講演会・作品発表会を開催

 福岡県の第31回美しいまちづくり建築賞の受賞作品が決まった。住宅の部は「小屋の間」、一般建築の部は「すばる保育園」がそれぞれ大賞に選ばれた。3月5日に特別講演会・作品発表会を開き、表彰式は7月15日を予定している。

小屋の間

すばる保育園

 2018年7月13日から8月20日にかけて募集し、応募数は住宅46件、一般建築41件の計87件。1次選考で各部4件に絞り込み、現地審査などを経て大賞、優秀賞作品を選考した。また、既存住宅のリフォーム・リノベーションでまちづくりに寄与した建築物を表彰する福岡県建築住宅センター理事長賞には「博多南駅前ビル(ナカイチ)」を選んだ。
 特別講演会・作品発表会では、東大名誉教授で香山壽夫建築研究所所長の香山壽夫氏が「人と人を結び/時と時をつなぐ/建築」をテーマに講演する。大賞作品を手掛けた設計者が自作を解説し、選考委員長の田上健一九州大大学院教授が審査講評する。会場は福岡市の西鉄グランドホテル。時間は午後2時から。
 受賞作品の概要は次のとおり((1)建築主(2)設計者(3)施工者)。
 <大賞・住宅の部>
 ▽小屋の間(糸島市)=(1)個人(2)松山建築設計室(3)イコー福岡。
 <大賞・一般建築の部> 
 ▽すばる保育園(小郡市)=(1)健晴会(2)アール・エフ・エー、建築企画コム・フォレスト(3)太陽建設工業。
 <優秀賞・住宅の部>
 ▽鞘ケ谷の家(北九州市戸畑区)=(1)個人(2)柳瀬真澄建築設計工房(3)山下建設。
 <優秀賞・一般建築の部> 
 ▽北九州スタジアム(ミクニワールドスタジアム北九州)(北九州市小倉北区)=(1)北九州市(2)梓設計(3)奥村組、九電工。
 <福岡県建築住宅センター理事長賞>
 ▽博多南駅前ビル(ナカイチ)(那珂川市)=(1)那珂川市(2)スピングラス・アーキテクツ(3)大祥建設、扇技研。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら