三井不動産グループと農林中央金庫、御堂筋まちづくりネットワークの3者は5日、大阪市の淀屋橋オドナ前のオープンスペースで官民連携による御堂筋活性化プロジェクト「御堂筋天国」の第1回イベントとなる「桜SAKEフェスタ」を開いた。関西の蔵元やフードなどを「マルシェ」として販売、仕事帰りのサラリーマンなどでにぎわいを見せた。
イベント会場には弘中聡三井不動産常務執行役員関西支社長や高梨雄二郎御堂筋まちづくりネットワーク事務局長らが出席し、イベント企画の背景や取り組み内容について説明した。
高梨事務局長は「最近の御堂筋はオフィスワーカーだけではなく、近隣にあるタワーマンションの住人や海外からの観光客も訪れており、オフィス以外の商業や宿泊施設など多様な都市機能が生まれつつあり、今後もさらに進化していくと思う。ビルオーナーやテナント企業、行政と力を合わせ、御堂筋のポテンシャルを上げていきたい」と意気込みを語った。
プロジェクトは今後、既存のイベントとも連携しながら、夏、秋、冬の季節ごとに御堂筋沿いでイベントを開く予定だ。