オリエンタルランドが千葉県浦安市の東京ベイNKホール跡地に新築するホテルの施設概要が明らかになった。規模はS造地下1階地上12階建て延べ5万5030㎡で、客室数は595室。設計は大成建設が担当している。7月中旬に着工し、2021年9月末の完成を目指す。
このプロジェクトはNKホール跡地ホテル計画。建設地は東京ディズニーリゾートのうちディズニーリゾートラインベイサイド・ステーション駅の海側にある東京ベイNKホール跡地(浦安市舞浜1-43ほか)2万3382㎡。このうち1万3386㎡を建築面積に充てる。
同ホールを所有していた第一生命保険(東京都千代田区)は、土地と既存建物の一部を93億1900万円で売却する契約をオリエンタルランドと13年12月に締結。ホール地下部分にあるユーティリティーセンターは、隣接するホテル「ヒルトン東京ベイ」にエネルギー供給などをしていることから、第一生命はホール地上部のみの解体工事(施工=清水建設)を16年春に終えている。
第一生命は現在、ヒルトン東京ベイの駐車場で立体駐車場を増築工事中(設計施工=清水建設)、5月末完成を目指している。このためホール跡地の平地部分は同ホテルの臨時駐車場となっている。