【NEC】ネットワーク化した街路灯を開発 効率的管理やリアルタイムでの河川監視に活用 | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【NEC】ネットワーク化した街路灯を開発 効率的管理やリアルタイムでの河川監視に活用

 NECは、街路灯の効率的管理やリアルタイムの河川監視ができる「スマート街路灯」を開発し、8月から12月まで東京都杉並区で実証実験を実施する。

杉並区に設置したヘッドモデル型のスマート街路灯

 スマート街路灯は、無線通信機を使って街路灯をネットワーク化することで、稼働状況を一元管理するとともに、照明切れや搭載機器の故障に対して迅速・効率的に対応できる。季節や天候、エリアに応じた1灯ごとのきめ細かな照度設定も可能。カメラや各種センサーを装備することで、街のさまざまなデータを効率的に収集し、街の安全・安心や住民・来街者の利便性向上につながる分析ができる。
 杉並区の実証では、既存の街路灯に後付け可能なヘッドモデル型を採用し、照度変更に対応する照明やネットワークカメラ、マルチセンサー(照度、温湿度、振動・傾斜)、水位センサーを設置する。区内の善福寺川周辺など計12灯を対象とする。照明やカメラ映像からの水位、各種センサーの状況を区役所内のパソコンから地図上で確認でき、異常時にはアラームを発する。

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