新潟開港150周年の記念事業の一環として、新潟市などで構成する新潟開港150周年記念事業実行委員会は28日、新潟市の万代島多目的広場で「Niiportフェスタ2019」を開いた。子どもたちに川や海、港について楽しく学べる機会を提供するイベントで、行政や民間企業など計43者がブースを出展し、約7100人が来場した。
本間組のブースでは、起重機船「にいがた401」のクレーン室から見える風景のVR(仮想現実)体験やシミュレーションソフトを使ったドローン操縦の疑似体験などを用意。多くの子どもたちが真剣な表情でドローンを操縦するなどブースは大盛況だった。
北陸整備局のブースでは港の果たす役割について写真も交えたパネルで紹介。大型浚渫船兼油回収船「白山」の模型の展示や、乳鉢に入れた鳴り砂を鳴らす体験コーナーなども設け、親子連れでにぎわった。