【熱中症リスクを把握】ネクスティエレクトロニクス 「熱中症見守りシステム」2020年夏発売 | 建設通信新聞Digital

5月8日 水曜日

公式ブログ

【熱中症リスクを把握】ネクスティエレクトロニクス 「熱中症見守りシステム」2020年夏発売

 豊田通商グループのネクスティエレクトロニクス(東京都港区、青木厚社長)は、熱中症のリスクを把握・管理できる「熱中症見守りシステム」を開発した。建設現場、教育施設などでの活用を想定しており、2020年夏ごろの本格販売を目指す。

ホスト端末1台を現場に設置、センサー端末を人が居る周辺に配置

 システムは、センサー端末を測定対象現場に設置すると、WBGT値(暑さ指数)の情報をクラウドサーバーにリアルタイムで送信・記録する。記録したデータはパソコンやモバイル端末に送信し、遠距離からでも現場の状況を把握できる。ログ管理やグラフ化も可能。設置現場では、警報通知メールの自動配信に加え、センサー端末のLEDライトが点灯する。
 障害物の影響を受けにくく、安定的に通信可能な通信帯域を活用しているほか、メッシュ型通信を採用し、センサー端末の設置位置次第で広範囲をカバーできる。センサー・ホスト端末は単3電池4本で1シーズン稼働できる。
 蓄積されたログ情報と翌日の天気予報をもとにしたWBGT予測機能の開発も検討している。

建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら