戸田建設は14日から10月20日まで、東京都中央区のTODA BUILDING1階で美術展「un/real engine-慰霊のエンジニアリング」を開いている。同社として初めてのアートイベント「TOKYO2021」(8月3日-10月20日)で前半の建築展に続くもので、美術家・美術評論家の黒瀬陽平氏のキュレーションになる。
13日に会場で開かれた記者会見で黒瀬氏は「われわれも祝祭と災害が繰り返す国に、いまもまだ生きている。それに対してどう向き合うか、どう表現していくかを問いかけるような展覧会になっていればうれしいし、その気持ちに応えてくれたアーティストたちのおかげだと思っている」と述べた。
現ビル解体後の新しいビルを紹介する「新TODAビル展」は継続して同時に開いている。見学は事前登録制(無料)。定休は毎週火曜日。