【戸田建設・美術展】「un/real engine-慰霊のエンジニアリング」開催 10月20日まで | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【戸田建設・美術展】「un/real engine-慰霊のエンジニアリング」開催 10月20日まで

 戸田建設は14日から10月20日まで、東京都中央区のTODA BUILDING1階で美術展「un/real engine-慰霊のエンジニアリング」を開いている。同社として初めてのアートイベント「TOKYO2021」(8月3日-10月20日)で前半の建築展に続くもので、美術家・美術評論家の黒瀬陽平氏のキュレーションになる。

美術展を企画したアーティストら

 「『災害』と『祝祭』を繰り返してきたこの国の歴史の中で、文化や科学は新たな想像力や表現、技術を生み出してきた。本展ではその営みを『慰霊のエンジニアリング(engineering of mourning)』と名付け、その系譜の一部として日本現代美術史を再構築する」(美術展テーマ)としている。
 13日に会場で開かれた記者会見で黒瀬氏は「われわれも祝祭と災害が繰り返す国に、いまもまだ生きている。それに対してどう向き合うか、どう表現していくかを問いかけるような展覧会になっていればうれしいし、その気持ちに応えてくれたアーティストたちのおかげだと思っている」と述べた。
 現ビル解体後の新しいビルを紹介する「新TODAビル展」は継続して同時に開いている。見学は事前登録制(無料)。定休は毎週火曜日。

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