日建学院を運営する建築資料研究社(馬場栄一社長)の千葉、船橋、柏、成田の千葉県内4支店は24日、創立50周年記念特別セミナーを千葉市の幕張メッセ国際会議場で開いた。県内の建設会社や設計事務所などからの参加者らは、UAV(無人航空機)や出版活用術について講師の話を聞いたほか、UAVの操作も体験した。
来賓の吉野次郎ドローン操縦士協会代表理事も祝辞を寄せた。
続いて全国でドローンスクールジャパン30校を運営するハミングバード(東京都江東区)の鈴木伸彦代表取締役と市川賢仁ドローン事業開発部長が「建設業のドローンの現状と未来」と題して講義。現在のドローン操縦士による手動操縦時代から、今後はドローン運行管理士(仮称)による自動航行時代に移行していくことや建設業におけるUAVの導入事例などを紹介した。
抽選に当たった参加者らはUAVの操作も体験した。
最後に鳥取悟ハウジングエージェンシー常務が建築・工務店向け出版活用術について講義した。
会場受付付近には、ニッケン・キャリア・ステーションによる求人相談会、日建ウッドシステムズによる軟弱地盤対策工法「GRRシート工法」などのブースも設けていた。