【建コン中部設立50周年記念式典】自律した技術者育成、新インフラ・サービスへの対応など推進 | 建設通信新聞Digital

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【建コン中部設立50周年記念式典】自律した技術者育成、新インフラ・サービスへの対応など推進

 建設コンサルタンツ協会中部支部は10日、名古屋市のホテルメルパルク名古屋で「中部支部設立50周年記念式典」を開いた。約200人が参加した。上田直和支部長が「これまで安定的な業務量の確保や技術者の地位向上などに努めてきた。先人の築いた伝統・文化を礎に『自律』した経営、技術者の育成を進める」と式辞を述べた。
 来賓あいさつでは、勢田昌功中部地方整備局長が「インフラの老朽化や南海トラフ巨大地震などに備えなければならない」とし、協会にITの活用など新しいインフラ・サービスへの対応を求めた。また、同協会の高野登会長は「協会は技術者単価の上昇、長時間労働の是正に取り組んできた。生産性を高め、社会に貢献したい」と祝辞を披露した。
 その後、功労者とフォトコンテスト優秀者を表彰。牧村直樹副支部長が「この50年を振り返って」と題し、支部の沿革を紹介した。さらに、辛坊治郎大阪綜合研究所代表による講演などがあった。

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