【ホテル本能寺 竣工】京都の中心に和のもてなしとホテルの機能を備えた空間が誕生 | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【ホテル本能寺 竣工】京都の中心に和のもてなしとホテルの機能を備えた空間が誕生

 本能寺文化会館が建て替え事業を進めていた「ホテル本能寺」の竣工式が11日、京都市の現地で開かれた。関係者約50人が集まり、ホテルの完成を盛大に祝った。京都の中心・河原町御池で「重厚な宿坊」として、和のおもてなしを提供する。設計は藤木工務店・RIAホテル本能寺計画設計監理共同体、監理はアール・アイ・エー、施工は藤木工務店が担当した。
 式典では、赤田泰宏本能寺文化会館代表取締役が「宿泊する学生だけではなく京都に来られる多くの方々に温かいおもてなしを提供し喜んでもらい、もう一度、京都に来たいと思ってもらえるようにしたい。京都市とも手を携えてまちづくりに取り組んでいく」とあいさつした。テープカットでは赤田代表取締役と門川大作京都市長、山本恵京都市会議長、桃井日英大本山本能寺貫主がはさみを入れた。

鏡開き

 2階フロント前に移り、門川市長があいさつした後、鏡開きを行った。祝賀会で歓談後、赤田代表取締役から藤木工務店の藤木玄三社長とアール・アイ・エーの岩永裕人社長に、それぞれ感謝状と記念品が贈呈された。

岩永社長(左)

藤木社長(左)

 規模はRC造地下1階地上9階建て塔屋1層延べ7710㎡。和のもてなしとホテルとしての機能性を持った快適な空間を提供し、修学旅行ニーズにも対応する。建設地は京都市中京区寺町通御池下る下本能寺前町522-19ほか。

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