【大阪空衛協・第46回野球大会】決勝戦で朝日工業社が2年連続4度目の優勝に輝く | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【大阪空衛協・第46回野球大会】決勝戦で朝日工業社が2年連続4度目の優勝に輝く

 大阪空気調和衛生工業協会(古新亮英会長)は17日、大阪市のセレッソスポーツパーク舞洲運動場で第46回野球大会(後援・日刊建設通信新聞社関西支社)の決勝戦と準決勝戦を行った。決勝戦では朝日工業社が若林設備工業を相手に4対3の劇的なサヨナラ勝ちをおさめ、2年連続4度目の優勝に輝いた。最優秀選手賞には朝日工業社の小松太基選手が、敢闘賞には若林設備工業の吉田直樹選手が選ばれた。

優勝した朝日工業社チーム

 閉会式では、古新会長から優勝旗やトロフィー、賞状などが、日刊建設通信新聞社関西支社からは記念の盾が贈られた。
 古新会長は「この大会は互いの親睦を深めることを目的としており、今後も継続していくので、引き続いての参加をお願いしたい。大会で養った英気を職場に持ち帰り、仕事に生かしてもらいたい」と閉会の辞を述べた。

古新会長

 決勝戦は朝日工業社が1回裏にホームランなどで3点を先制したものの、以降は息詰まる投手戦に。そして若林設備工業が3回表と5回表に1点ずつを返して詰め寄る展開となり、3対2で最終回を迎えた。
 その7回表に若林設備工業は無死2、3塁のチャンスを作り、ここでなんとか1点をもぎとって同点に。そのまま延長戦に突入した。
 そして8回裏。朝日工業社は2死2塁のチャンスでヒットが飛び出し、この当たりでランナーが本塁に突入。微妙なタイミングだったがわずかに送球がそれ、歓喜のホームを駆け抜けた。
 試合後、朝日工業社の三宅輝彦監督は「決勝戦は厳しい接戦だったが、ピッチャーがよく踏ん張ってくれた。2連覇を達成できた要因は日ごろの練習に尽きると思う。3連覇を目指し、また日々の練習を頑張りたい」と喜びを語った。

賞状を受け取る三宅監督

 また、3試合でマウンドに立ち、決勝戦は最後まで投げ抜いた最優秀選手賞の小松選手は「決勝は延長でスタミナも限界に近かったが、満点のピッチングだった。大会を通じてリズム良く、四球を少なくできたのが良かった」とコメントした。

MVPの小松選手(右)

 3位決定戦は高砂熱学工業が8対6で須賀工業に勝利した。

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