【札幌市と札建協】道科学大生を対象に現場見学会 都市環境学科生33人がインフラの役割を体感 | 建設通信新聞Digital

4月23日 火曜日

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【札幌市と札建協】道科学大生を対象に現場見学会 都市環境学科生33人がインフラの役割を体感

 札幌市と札幌建設業協会は24日、北海道科学大学の学生を対象に現場見学会を開いた。都市環境学科2年生33人が参加し、土木インフラの役割や建設業の魅力を体感した。
 市は2015年度に建設業人材確保・育成支援事業を創設し、建設業の魅力や社会的意義をPRしている。その一環として大学生に実際の現場を見てもらおうと企画した。
 当日は、市発注工事の豊平川水道水源水質保全取水堰新設(伊藤組土建・勇建設・一二三北路JV)と同水質保全斜面管路新設(勇建設)、宮の森・北24条通仮称北24条大橋上部新設(岩田地崎建設・旭イノベックス・日進製作所JV)の3現場を訪問した。
 北24条大橋上部新設の現場では、岩田地崎建設の木下春奈さんと日進製作所の堀内淳平さんが、橋桁に使用しているボルトや架設に採用した手延べ機を使わない送り出し工法について解説したほか、市職員や現場担当者らと現場を見学した。
 鈴木祥史作業所長は「学生たちは土木の勉強をしてきていると思うが、橋梁工事には特殊な工法がいろいろあることを知ってもらえれば」と話していた。

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