【日本工営がプロモート】島しょ部での自動運転技術利活用プロジェクト 八丈島で実証実験中 | 建設通信新聞Digital

4月24日 水曜日

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【日本工営がプロモート】島しょ部での自動運転技術利活用プロジェクト 八丈島で実証実験中

 日本工営が事業プロモーターを務める「東京都自動運転技術を活用したビジネスモデル構築に関するプロジェクト」で、愛光観光、八丈島観光協会、NTT東日本、群馬大学、NTTデータは28日、八丈島における自動運転バスを活用した実証実験を開始。29日からの一般利用に先立ち、関係者による出発式と試乗会が行われた。
 実証実験は、八丈島の観光活性化に向けて、島しょ部における自動運転の可用性、MaaS(モビリティーのサービス化)による自動運転バスと既存の地域交通を連携させた島内移動サービスを提供し、来島観光客の反応や回遊性などの変化を検証する。29日から一般利用を開始し、全日空便の発着時刻に合わせたダイヤで八丈島空港から八丈島観光協会を結ぶルートを1日3往復で運行する。また、自動運転バスの予約(乗車は無料)とタクシーの初乗り運賃、島内の観光施設などで使える割引クーポンがセットとなった「八丈島観光MaaSチケット」を800円で販売する。実証実験は11月12日まで。
 28日の出発式には、山下奉也八丈町長も出席し、町が抱える課題の解決に向け、MaaSと自動運転を組み合わせた実証実験の成功と継続的な取り組みへの期待が寄せられた。

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