【『3.11伝承ロード』と被災地の未来】東北地域づくりが12月11日に講演会 申込み11/30まで | 建設通信新聞Digital

4月25日 木曜日

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【『3.11伝承ロード』と被災地の未来】東北地域づくりが12月11日に講演会 申込み11/30まで

 東北地域づくり協会(渥美雅裕理事長)は12月11日、仙台市内の日立システムズホール仙台で「『3.11伝承ロード』と被災地の未来~教訓が、いのちを救う~」をテーマとする東北地域づくり講演会を開く。日刊建設通信新聞社などが後援する。
 東日本大震災の発生から8年半以上が経過する中、被災地では震災の実情や人命が助かった貴重な教訓を伝える震災伝承施設が数多く整備されている。東北地方整備局や被災県などでつくる震災伝承ネットワーク協議会が認定した震災伝承施設は9月末時点で200件に上る。
 「3.11伝承ロード」は、これらの施設をネットワーク化して震災の教訓を学ぶ活動を通じて国内外の人々と交流し、防災力の向上と被災地域の活性化を目指す取り組み。8月には東北地域づくり協会と東北経済連合会が、震災の経験・教訓を後世に伝える産学官連携組織「3.11伝承ロード推進機構」を立ち上げた。
 こうした状況を踏まえ、講演会では震災当時に東北整備局長を務めていた徳山日出男政策研究大学院大客員教授が「教訓が、いのちを救う~東北に与えられたミッション~」と題して基調講演する。
 これを受けて徳山氏をコーディネーターに今村文彦東北大災害科学国際研究所所長と山本正徳岩手県宮古市長、佐藤克英東北整備局長が「『3.11伝承ロード』と被災地の未来」をテーマにパネル討論を行う。
 午後1時から。定員500人で参加無料。申し込みは河北新報社事業部「『3・11伝承ロード』と被災地の未来」係。氏名や住所などの必要事項を30日まで電子メール(j-oubo@po.kahoku.co.jp)かファクス(022-211-1221)、はがき(〒980-8660河北新報社事業部〈住所記載不要〉)で送る。問い合わせは電話022-211-1332。

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