【地図に残る仕事】イメージアップ促進協が大工大生に説明会を開催 建設関連業の魅力を伝える | 建設通信新聞Digital

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【地図に残る仕事】イメージアップ促進協が大工大生に説明会を開催 建設関連業の魅力を伝える

 測量業、建設コンサルタント業、地質調査業などの建設関連業団体と国土交通省で構成する建設関連業イメージアップ促進協議会(宮内和則会長)は18日、大阪市の大阪工業大学で建設関連業説明会を開いた。同大学工学部都市デザイン工学科3年生を対象に同省や団体担当者らが建設関連業の魅力を伝えた。 説明に先立ち、宮内会長は「これから就活も控えていると思うので、参考にしてほしい。技術的なことから普段の仕事内容までなんでも聞いてほしい」と呼びかけた。
 はじめに国交省の赤道麻由土地・建設産業局建設市場整備課建設振興係長が土木分野での建設関連業の役割について説明した後、業界団体の説明に移った。
 全国測量設計業協会連合会技術委員の今野伸市氏(パスコ生産改革推進部品質保証センターセンター長)は測量業界の仕事内容を説明し「人と社会を空間情報で結ぶ重要な仕事だ」と語った。続いて須見徹太郎全国地質調査業協会連合会専務理事は地質調査業の業務概要を説明する中で、「行政と協定を結んでいることにより災害時に活躍することができる」とやりがいをアピールした。
 建設コンサルタンツ協会の鈴木英之氏(建設技術研究所東京本社下水道部次長)は、建設コンサルタント業は土木事業の上流から下流まで長く携わることを説明し「地図に残る仕事ができる」と述べた。
 このほか、建設技術研究所大阪本社水システム部上下水道室の中道実咲氏による若手技術者の仕事内容や社員との関係などの紹介と質疑応答があった。

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