ガンダムGLOBAL CHALLENGE(宮河恭夫代表理事)とEvolving G(東京都杉並区)は、実物大18mの動くガンダムを見学できる「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」を、10月1日から横浜市の山下ふ頭にオープンする。同計画は、「機動戦士ガンダム」総監督の富野由悠季氏を筆頭に、大学教授やエンジニアらが結集し2014年から進めてきた。施設は、ガンダムを実際に見ることができる「GUNDAM-DOCK」と、動くガンダムの仕組みがわかる「GUNDAM-LAB」の2エリアで構成。2施設の設計は乃村工藝社と川田工業、施工は川田工業が担当している。
GUNDAM-DOCKは、動くガンダムを格納し、メンテナンスワークを行う高さ約25mのメンテナンスデッキと、来場者が15~18mの高さから動くガンダムを間近で見学できる特別観覧デッキで構成。
GUNDAM-LABは、動くガンダムの設計や構造などが学べる展示施設や、ガンダムカフェ、ショップなどからなるS造2階建て延べ2097㎡の複合施設となっている。
10月のオープンに先駆け、7~8月には特別観覧デッキに登ることができるプログラムも計画している(ガンダムは未稼働)。
同施設は、21年10月3日まで約1年間の限定オープン。所在地は中区山下町279-25。
2施設以外の主な協力企業は次のとおり。
▽減速機製作=ナブテスコ▽ガンダム本体デザイン、演出、フレーム・外装パーツ製作=乃村工藝社▽試験施設・試験技術協力=前田建設工業▽ガンダム本体内電気配線工事=三笠製作所。