第39回大阪国際女子マラソンが26日、大阪市内で開かれた。奥村組がメインスポンサーとなり3年目となる今大会も奥村太加典社長ら同社関係者が大会を大いに盛り上げた。同日午前には、大会のスタート・ゴール会場となるヤンマースタジアム長居で市民ランナー向けの「大阪エンジョイRUN」が行われ、奥村社長がスターターの大役を果たした。
この日の大阪市内は懸念されていた雨がやみ、曇り空や程よい湿度など、ランニングには絶好のコンディション。参加者は思い思いのペースでランニングを楽しんだ。特別ゲストのシドニー五輪金メダリスト、高橋尚子さんや同社の免震技術のイメージキャラクター「免震くん」がスタート・ゴール地点で手を振り、ランナーを応援した。
イベントでは、今回から未就学児とその保護者がトラック内を一緒に走る親子ランも行われた。また、ことしも奥村組の企画で仮装コンテストを開いた。エントリーした14組の仮装ランナーの中から投票により、仮装大賞は「風船組」が選ばれた。
イベント会場では同社の関係者が集まり、エンジョイRUNの受け付けなどに当たったほか、奥村組をPRするブースも設けられた。ブースには「地震・免震体験」「VR体験」「遊んで学ぼう」の3つのコーナーのほか、最新の同社CM紹介も展示。地震・免震体験では、免震体験装置により地震と免震効果を体験しようと長蛇の列ができた。
本レースは松田瑞生(ダイハツ)選手が、東京五輪の派遣設定記録を切る2時間21分47秒のタイムで優勝を飾り、五輪代表の有力候補となった。