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【記者座談会】鹿島と竹中工務店の技術連携/洋上風力発電事業が本格始動

最終更新 | 2020/02/07 14:29

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A 鹿島と竹中工務店がロボット施工・IoT(モノのインターネット)分野で技術連携を打ち出した。建設現場のデジタル化を進めることで、働き方改革や生産性の向上といった建設業の業務改革に取り組むという。
B 両社は現場のデジタル化を業界全体に共通する社会課題と捉えている。同業他社が類似の技術を開発したり、同じような失敗を繰り返しているならば、そこは協力して乗り切ろうという理屈だ。かつてバブル期にゼネコン各社が競ってロボット開発を進めたが、各社が独自技術として囲いこもうとしたことで量産が進まず、普及しなかった。その苦い経験も今回の技術連携の決め手になった。
A 1月30日の会見では異業種・異分野企業はもちろん、同業他社を含む今後の参画に「ウエルカム」という言葉もあった。同業他社の反応はどうだろう。
C いわばライバル関係にあるスーパーゼネコン同士が手を組むというインパクトは大きい。正直もっと大きな反響があるかと思っていたが、いまのところ、特に“声”は聞こえてこない。静観の構えというより、むしろ冷静に見ているのかもしれない。
A 冷静というのは?
B これだけ各社の技術レベルが上がってくると、一般的な土木・建築技術ではほとんど差が出ない。各社が積極的に取り込みを狙うIoTやAI(人工知能)といったデジタル化の技術こそ、他社との差別化を図るポイントだとみているのではないか。
C 技術連携に踏み切った2社は、この分野を競争領域ではなく“共創領域”と判断したわけだが、他社はまさにそこがいま最も重要な競争領域とみているということだ。

ロボット施工・IoT分野での技術連携で会見する鹿島の伊藤仁常務執行役員(左)と竹中工務店の村上陸太執行役員技術本部長

SEP船の有効活用がカギ

A ところで、国内初の商業大型洋上風力発電事業が秋田県能代港沖で始まるね。
D 洋上風力発電事業に対するゼネコンの関わり方は、事業者としての参画、SEP船保有による発電設備の施工、基礎工事など付帯工事への参画の3種類に収れんされている。大林組は、東亜建設工業と共同でSEP船を建造しているが、むしろ事業者としての立場を鮮明にしており、能代港沖でも発電事業者として参加している。鹿島は五洋建設と共同でSEP船を建造し、施工者としての立場が強い。清水建設も同様だ。鹿島・五洋建設と清水建設の違いは、SEP船の大きさにある。清水建設は、世界的に洋上風力発電設備が大型化する傾向にあることを踏まえ、世界最大級の搭載能力の船を建造している。一方で、五洋建設は、鹿島と共同で建造するSEP船と、既に稼働している1隻目のCP-8001の中型船2隻体制だ。
E SEP船は通常の工事でも活用できる能力があるものの、建造費用が非常に高く、償却費を考えれば、一般的な海洋工事で使うと採算が合わなくなってしまう。洋上風力で使って初めて採算が合うようだ。それでも、船が大きすぎると無駄になるし、小さすぎれば効率が悪くなる。発電設備の大きさにちょうどあった船を使わなければ、採算が合わないと言われている。大型船志向の清水建設と、中型多船志向の五洋建設のどちらの判断が正解かは、洋上風力事業が国内でもっと盛んになって初めて明確になるだろう。
D SEP船は、建造費が高いため、大手ゼネコン・マリコン以外は手が出ない。SEP船がなければ発電設備の施工は受注できない。でも、これだけの市場をみすみす逃すわけにはいかない。ということで、SEP船保有社以外は、基礎工事などで何とか食らいついていくということになるだろう。
 
 
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