【デザインレビュー2020】応募数185作品の中、最優秀に抜森下さん(熊本大)の「風景の転写」 | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【デザインレビュー2020】応募数185作品の中、最優秀に抜森下さん(熊本大)の「風景の転写」

 デザインレビュー2020が14日に開かれ、予選を勝ち抜いた5作品による決勝審査の結果、森下彩さん(熊本大)の「風景の転写 名山横丁における木密長屋の新しい更新」が最優秀賞に輝いた。
 デザインレビューは、建築を学ぶ学生の作品をプロの建築家らが講評することで、参加者と一緒にデザインの可能性やリアリティーについて広く意見交換する。主催は同学生実行委員会。日本建築家協会(JIA)九州支部が共催し、総合資格学院が特別協賛した。
 25回目となる今回のテーマは「結衝」。クリティークは青木弘司、門脇耕三、高橋一平、原田祐馬の各氏が務め、司会を平瀬有人氏が担当した。応募数185作品の中から予選審査で本選進出57作品を選出。当日は、書類審査で決勝進出5作品を選び、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、決勝はインスタグラムの通話機能で審査会場と学生をつなぎ、学生自らのプレゼンテーションとクリティークによる質疑応答を行った。最後に最優秀賞と優秀賞、クリティーク賞を発表。JIA卒業設計選奨6作品とSNS賞1作品については後日発表する。
 優秀賞とクリティーク賞は次のとおり(敬称略)。
 〈優秀賞〉
 ▽樋口紗矢(九州大)▽山田泰輔(大阪工業大)。
 〈クリティーク賞〉
 ▽青木弘司賞=岡野元哉(島根大)▽門脇耕三賞=北島千朔(九州大)▽高橋一平賞=佐藤美音(千葉工業大)▽原田祐馬賞=内田大貴(麻生建築&デザイン専門学校)。
 
 
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