4月にリニューアルオープン予定の京都市京セラ美術館(京都市美術館)が、国の有形文化財に登録されることになった。国の文化審議会答申に同建物が盛り込まれたことから、7月ごろに正式に登録される見通しだ。
築80年以上が経過し老朽化が進んだことから、京都市は17年から19年にかけて設計施工一括方式による大規模なリニューアルを実施した。館長には建築家の青木淳氏が就任。ネーミングライツを導入し京都市京セラ美術館として4月のオープンを目指している。基本設計・監修を青木淳・西澤徹夫設計共同体、実施設計と監理を昭和設計、実施設計と施工は松村組がそれぞれ担当した。