【大阪・関西万博】松井大阪市長と石毛総長 万博会場のアクセス性向上へ 舞洲東交差点を立体化 | 建設通信新聞Digital

4月29日 月曜日

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【大阪・関西万博】松井大阪市長と石毛総長 万博会場のアクセス性向上へ 舞洲東交差点を立体化

 2025年日本国際博覧会の石毛博行事務総長と松井一郎大阪市長は1日、大阪市役所で大阪・関西万博の交通アクセスについて面談し、舞洲にある舞洲東交差点付近を立体交差化する方針を固めた。併せて夢洲コンテナターミナルの一部(トラック約3000台)を咲洲に移転し、会場へのアクセス性の向上を図る。

立体交差化個所

 記者会見で松井市長は、「複数のプランを協会と協議したが、来場者が一番ストレスなく入退場できる方法として立体交差化することにした。物流施設の移転では事業者に協力を求めることになるが、市としても支援していく」と述べた。物流交通対策ではこのほか、ITを活用した予約システムの導入や車両待機場整備、荷捌き地のゲート増設、ターミナルゲートの時間延長などでも対応する。
 石毛総長は「立体交差が決まり、大変ありがたいことだと思っている。万博開催に向けては、いろいろな問題があるが、一つひとつ解決していきたい」と述べた。
 また、石毛総長は新型コロナウィルスの影響でドバイ国際博覧会が1年延期されることについて「ドバイ博会場でフェイス・トゥ・フェイスで各国に参加を要請する予定だったが難しくなった。別の手段を考えたい」と答えた。

松井大阪市長(左)と石毛万博総長


 
 
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