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【落ち着いたら行きたい】旧国立駅舎が要望に応え再築 大正15年の姿を蘇らせた再現性に注目

最終更新 | 2020/04/14 15:36

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 “赤い三角屋根”が目を引く木造の旧国立駅舎が、1926(大正15)年創建当時の姿で蘇った。2006年、JR中央線立体高架化工事に伴い、惜しまれつつ80年間の歴史に幕を下ろし解体された。しかし、再築を望む多くの市民からの声に応え、東京都国立市はJR東日本の協力の下、18年に竹中工務店の設計施工で再築工事を開始、6日に開業した。

1926年創建当時の木造駅舎をほぼ同じ場所に再築・復元した


 駅舎の大きな特徴は、英国田園都市の小住宅に見られる赤い三角屋根に白い壁、ロマネスク風の半円アーチ窓やドーマー窓(屋根窓)を取り入れている点だ。このほかひさし柱には、ドイツ・英国・米国製の古レールも使用し、当時の鉄道建築を知る上で貴重な史料となっている。構造は木造平屋建て。
 06年には、国内では珍しい外観や大正期の駅舎としての希少性などを理由に、市指定有形文化財の登録も受けた。

根継ぎした部材


 再築する上で、建物の部材の約7割は創建当初のものを再利用した。木材の一部が腐食している場合は、日本の伝統建築技法で、腐った部分を取り除き新しい材料で継ぎ足す「根継ぎ」「埋め木」で補修し、建物内部の見えない部分までも当時の姿を再現できるように努めた。
 市や市民待望の完成となった旧国立駅舎について永見理夫国立市長は「多くの皆さんからの再築を望む声や全国からの寄付を受け開業に至った。今後は、生まれ変わった旧国立駅舎を新たなまちの発信拠点として、魅力あるまちづくりを目指していく」と力を込める。

待ち合わせや憩いの場として利用できる中央のベンチは、部材を再利用して製作した


 復元後の施設は駅舎としての利用ではなく、まちあわせ場所やイベントスペースとして活用できる広間、案内スタッフが常駐してまちの見所を紹介する案内所、旧国立駅舎の価値をパネルや模型、映像などで伝える展示室として、誰もが自由に楽しめる空間となる。
 中でも、一番大きなフロアの広間には、半円型の窓やセピア色の間接照明、大正期の雰囲気そのままの改札口や切符売り場だった窓口を再現した。屋外にはマルシェやキッチンカーなども出店し、フードやドリンク片手に広間のベンチでくつろぐことも可能だ。

再現された切符売り場


 新型コロナウイルス感染拡大防止のため大々的なオープンはかなわなかったが、従来の駅舎の機能「待ち合わせ」と、まちと出会う「街会わせ」という意味を込めた「三角屋根で“まちあわせ”」をキャッチコピーに、再び、市民を見守る国立市のシンボルになりそうだ。
 所在地は、国立市東1-1のJR国立駅南口隣接。

【年表】
▽大正15(1926)年
 国立駅開業
▽昭和27(1952)年
 国立文教地区が建設大臣の正式指定を受ける
▽昭和34(1959)年
 国立駅北口開設
▽平成18(2006)年
 旧国立駅舎が国立市指定有形文化財に指定
▽同年
 旧国立駅舎解体が完了し、部材が国立市に引き渡される
▽平成22(2010)年
 中央線西国分寺から立川間高架化
▽平成30(2018)年
 旧国立駅舎再築工事開始
▽令和2(2020)年4月
 旧国立駅舎オープン

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