【区内初のPark-PFI】新宿中央公園 交流拠点施設「SHUKNOVA」が7月16日オープン | 建設通信新聞Digital

4月19日 金曜日

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【区内初のPark-PFI】新宿中央公園 交流拠点施設「SHUKNOVA」が7月16日オープン

 新宿中央公園(東京都新宿区)内で7月16日、交流拠点施設「SHUKNOVA(シュクノバ)」と芝生広場がオープンする。公園の魅力向上に向けた交流拠点施設の整備は、新宿区として初めてPark-PFI(公募設置管理制度)を活用した。区は今後、来場者数など制度導入の効果を見極め「有効と確認されれば区内ほかの公園でも導入を検討したい」としている。

芝生広場側からの外観

 シュクノバの整備・運営主体は新都市ライフホールディングス。施設はS造2階建て延べ約1200㎡の規模で、新宿中央公園(西新宿2-11-5)内の北東端に立地する。1階には「スターバックスコーヒー」やレストラン、2階にはアウトドアフィットネスクラブが入る。また、2階に「MIHARASHI TERRACE(ミハラシテラス)」を設け、公園利用者に開放する。設計は大雄(台東区)が担当した。
 ミハラシテラスから望む芝生広場は区が整備している。設計はプレック研究所、施工は昭和造園が担当。
 2日の定例会見で吉住健一新宿区長は「開放的な空間で休憩や食事ができる。新たな公園の楽しみ方を提案する」と語った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、当初想定していた記念式典の開催は見合わせている。店舗のオープンに当たり、区は各事業者に適切なコロナ対策を講じるよう指導していく方針だ。

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