【新型コロナ対策】三井住友建設 飛沫抑制でフェイスカバーリングを全現場に導入へ | 建設通信新聞Digital

4月27日 土曜日

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【新型コロナ対策】三井住友建設 飛沫抑制でフェイスカバーリングを全現場に導入へ

 三井住友建設は、熱中症リスクを低減しながら、飛沫感染を効果的に抑制できるフェイスカバーリングをすべて現場に導入する。現場従事者の命と暮らしを守り、感染拡大の防止と事業継続を両立させていくことが狙い。

全現場に導入するフェイスカバーリング

 5月4日に厚生労働省が公表した「新しい生活様式」でマスクの着用が推奨されている点に着目。現在、飛沫の抑制に優れる不織布マスクの着用を義務付けているが、夏季の屋外作業でのマスクの着用は熱中症の発生リスクにもつながることから、身近な材料を用いて効果的に飛沫を抑えるフェイスカバーリングの導入に踏み切る。
 新日本空調の微粒子可視化システム(ViEST)によって4月末から検証を実施。形状・素材・寸法・装着方法の実証実験を行いながら、現場に試験導入して効果を確認した。現場作業時の使用にめどをつけたことで今後、現場に従事する社員と協力会社の作業員の約2万人に順次配布していく。

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