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【まちづくりに応用可】大阪大学大学院 仮想空間から移動物体を除去する「DRシステム」開発

最終更新 | 2020/06/29 13:23

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 大阪大学大学院工学研究科の研究グループは、ビルや土木構造物のほか、人や自動車も仮想空間上でリアルタイムに除去して景観シミュレーションできる「隠消現実感」(DR)システムを開発した。まちづくりや景観・環境アセスメントに応用できる。

現状(上)と将来風景(下)

 既存のビルや土木構造物を再整備する際には、将来の景観を検討するため、現実世界に3次元の設計モデルを重ね合わせて見られる拡張現実感(AR)を使うことがある。
 現実世界に存在するビルや構造物などの物体を仮想空間上で除去し、除去後の景観をシミュレーションできるDRも存在するものの、ビルや土木構造物など移動しない物体を仮想空間上で除去できても、人や自動車といった移動物体を仮想空間上でリアルタイムに除去することはできなかった。このため、仮想空間に人や自動車が取り残されて見えるという課題があった。
 城戸大輝氏と、福田知弘准教授、矢吹信喜教授らの研究グループが開発したDRでは、AI(人工知能)の深層学習を使い、人や自動車などの移動物体をリアルタイムで検出し、マスク処理して既存のDRシステムに統合することで、静止物体と移動物体を同時に仮想空間上でリアルタイムに除去できる。システムは、汎用的なゲームエンジンで開発しており、建設ICT技術など産業分野での応用も可能としている。

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