【音楽活動再開を支援】新日本空調 演奏会でのソーシャルディスタンス有効性を実験 | 建設通信新聞Digital

5月12日 日曜日

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【音楽活動再開を支援】新日本空調 演奏会でのソーシャルディスタンス有効性を実験

 新日本空調は15日、保有技術の微粒子可視化システムと飛沫計測技術を使い、オーケストラなどの音楽活動再開に向けた新型コロナウイルス感染リスク低減効果の検証に協力したと発表した。

演奏者周囲の飛沫量計測配置

 同社は、クラシック音楽公演運営推進協議会と日本管打・吹奏楽学会に所属する日本の演奏家や医療関係者などの専門家とともに、11~13日の3日間にわたり、技術開発研究所(長野県茅野市)のクリーンルーム内で、演奏者や聴衆者間のソーシャルディスタンスの有効性検証実験を実施。演奏者と聴衆者の周囲での飛沫を可視化するととに、飛沫量を計測した。
 検証実験結果を踏まえ、協議会と学会は、ウィズコロナ時代の新しい音楽活動様式に向けた提言を、8月中旬をめどに策定することを目指す。
 同社は、これまでもさまざまな団体から飛沫感染防止に向けた検証への協力依頼を受け、新型コロナ感染防止提言の策定に向け協力してきた。今後も自社技術を使ってウィズコロナ時代での社会貢献を推進する。

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