【音声案内で混雑・密集を緩和】TOA「スマート音声案内システム」 地下鉄三宮駅で実証実験 | 建設通信新聞Digital

4月30日 火曜日

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【音声案内で混雑・密集を緩和】TOA「スマート音声案内システム」 地下鉄三宮駅で実証実験

 TOAは、AI(人工知能)搭載カメラで駅構内の混雑状況を感知し、音声案内によって混雑・密集状況を緩和させる「スマート音声案内システム」の実証実験を神戸市が取り組む「Be Smart KOBE」プロジェクトの一環として、神戸市営地下鉄三宮駅で実施する。期間は7日から2021年3月26日まで。

神戸でスマート音声案内システムの実証実験を実施(概要)

 実証実験では、同社のドーム型ネットワークカメラ(人数カウント機能搭載)とIPスピーカーを使用する。
 エスカレーター付近の混雑状況をAI搭載カメラが認識し、混雑時に階段の利用を促す自動音声案内を流す。エスカレーターに近い車両内も混雑するため、空いている車両への誘導を音声案内システム上で実施する。
 またAI搭載カメラを通じて各動線の人流データを取得・活用することで、地下鉄利用者の密集を回避する意識の醸成を促す。

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